大学4年だからといって単位の救済措置はありません。
卒業できないからと温情で単位をくれるという甘い考えも捨てましょう。
教授によっては助けてくれるかもしれませんが、必ず何か支援があるわけではありません。
救済措置といっても、学校や教授によって方法は違います。
今回は単位がギリギリの状態で卒業するための授業の取り方を紹介します。
大学4年で単位の救済措置はあるのか?
大学4年で卒業がかかっているからといって救済措置はあるのか。
結論を言えば大学や教授によって変わってきます。
なので『助けてもらえる』という期待はしない方がいいですね。
① 大学の救済措置とは?
単位ギリギリで卒業できない
救済措置とは、具体的な援助ではありません。
大学や教授が、単位を落とした学生に行う手助けのようなものです。
私も大学4年のときに出席点を考慮して単位をもらえたことがありました。
また1年のときも風邪でテストを受けられなかったときがあったんですね。
この時も教授が再試験を受けさせてくれました。
② 実際に救済措置があった人VSなかった人
実際に救済措置といっても、大学側がマニュアルとして用意しているものはありません。
大学や学部、教授によって救済措置の内容は変わります。
実際に救済措置を受けてギリギリ単位をもらえた学生も一定数はいます。
ただ露骨に卒業を控えているからと、成績を上乗せしてくれることはありません。
そういった救済措置は期待しないようにしましょう。
ちなみに私の場合も病院の診断書を持っていき交渉しました。
また再試験は受けましたが、評価は0.8倍というルールもあったんですね。
結果を見ると80点でしたが、0.8倍となり64点でギリギリ単位をもらえるくらいの成績になりました。
このように細かいルールは大学や学部によって変わります。
学部にいる職員さんに話を聞いてみましょう。
③ 【結論】大学では救済措置を期待するな!オマケで考える
救済措置はもらえる可能性はあります。
ただそれでも再試験やレポート提出など、単位を取る条件があるんですね。
甘く採点してもらったり、加点して単位がもらえることはないと考えましょう。
そういった甘い考えをしているとマジで単位を落として卒業できなくなりますよ。
ではどうすれば単位を取って無事に卒業できるのか。
次は単位を取るコツについて解説していきますね。
大学4年だから温情で単位をくれると思うな!
大学4年だからこそ単位を確実に取っていきたい
こんなときは次の3つの流れにそって時間割や授業に取り組みましょう。
① いくつか単位を落としてもいいように講義を多めにとる
テスト当日に何があるかわかりません。
しかも大学4年になれば就職活動や卒論などで時間も取られます。
なので選んだ講義を100%完璧にテスト対策できるとは限りません。
意外と難しい講義があったり、休んでしまって出席点が取れない可能性も。
だからこそ大学4年で卒業を優先するなら、講義を多めに取りましょう。
余分に取れば、1個~2個ほど落としても十分に単位を稼ぐことができます。
GPAが落ちるリスクはありますが、卒業に必要な単位を取りやすくなるので精神的に余裕が出ますよ。
② 出席点やレポート提出で評価してくれる講義を取る
講義によって単位を取る条件は異なります。
リスクが高いのはテストで1発勝負の講義。
テスト対策が必須ですし、当日にアクシデントがあれば単位を落とすかもしれません。
逆に授業にさえ出れば、単位を楽に取れる講義もあります。
こういった単位を取りやすい講義をバランスよく入れていきましょう。
興味だけで選ぶと講義内容が難しくて、ついていけなくなるかもしれませんよ。
③ 講義が始まったら情報収集を始める
講義が始まったら情報収集を始めましょう。
例えば過去にその授業を受けたことがある同級生に話を聞く。
または先輩などにテストの形式など、覚えていることを尋ねるのも良いですね。
もし人間関係がなくても、その場で作れば問題ありません。
教室内で知り合いをつくれば、その相手が情報を持っているかもしれません。
お互いにノートも取って、テストが近づいたら見せ合いをすればテスト対策もスムーズになりますよ。
大学4年が救済措置するときの頼み方は?メールの例文
もし真面目に授業を受けても、卒業にギリギリで不安なとき。
そんなときは救済措置をしてもらえないか頼むこともできます。
教授が助けてくれる可能性は低いですが、何もしないよりマシです。
① 教授に救済措置を頼むときのメール
まずはメールでアポを取ります。
定型文を参考に、必要な情報を入れて文章を完成させてください。
ポイントはまず挨拶をして、結論を先に述べることです。
メールだけで『単位をください』とお願いするのは失礼。
そのままポイっとゴミ箱にメールを捨てられる可能性が高いです。
重要な要件なので対面で伝えるため、メールはアポを取る目的で使いましょう。
そして教授に会いに行き、再試験やレポート提出などはあるか相談すると良いですよ。
② 救済措置がない可能性が高いのは覚悟しておく
大学側としても1人でも多く卒業してほしいのが本音です。
“卒業できない学校”と思われると世間からの評価も下がりますし。
ただ誰か1人を特別扱いできないという面もあります。
だから”お願いしたら単位がもらえる”という甘い措置はないと考えた方がいいですね。
それで単位がもらえたら、真面目に出席して勉強し学生に失礼です。
もし単位がもらえるか不安なら教務課へいきましょう。
また大学内の学事センターでも話を聞いてもらえます。
何か解決するわけではないが、今からできるアドバイスはもらえるかもしれません。
私の場合は単位が足りないときに単位認定を受けました。
英検やTOEIC・簿記やIT系の資格があれば単位認定ができるんですね。
大学3年のころに『このペースだとヤバい』と思い日商簿記を取得して単位認定を取った経験があります。
③ 救済措置がなく単位がもらえなかったらどうすればいい?
救済措置がなく単位がもらえなかったら、どうなるのでしょうか?
卒業に必要な単位数が足りないのなら、残念ながら卒業はできません。
卒業するためには留年して、来年に同じ授業を受けて単位を取る。
もしくは同じ科目の別の講義を受けるしかありません。
もし内定をもらっていても、就職はできないんですね。
内定も取り消しになる可能性が高いので、そうならないために今のうちから準備をしましょう。
大学4年だからと特別扱いはない!救済措置は”あればラッキー”
大学4年だからと救済措置で簡単に単位が取れることはありません。
教授が優しければ、レポートの提出や再試験などの配慮がある場合もあります。
ただ最初から期待していると、救済措置がなかったときに混乱しますよ。
なので最初から救済措置はないという前提で授業を組んだ方がいいです。
いくつか単位を落としたとしてもカバーできるように多めに講義を取っておくこと。
そして簡単な授業を選べば、最小限のテスト対策で単位も取りやすいです。
それでももし単位を落としたら、そのときに教授にメールをしましょう。
もしかしたら運よく救済措置があるかもしれませんよ。
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