優しくされると泣くのはHSPの気質が関係している?どうすればいいか解説

HSPは優しくされると弱い 人間関係のモヤモヤ

優しくさえるのが嫌いは人はいない。

でも少し優しくされただけで涙がポロポロと出るのも変?

実は他人の言動の影響を受けやすいHSPであればありえる話です。

繊細さや過敏さのせいで、ポジティブとネガティブの両方に振り幅があるHSP。

優しくされたら泣く原因や、どのように対応すればいいかを確認しておきませんか?

もし相手との関係を大切にしたいなら、相手の優しさを拒絶するとヤバいかも…

優しくされると泣くのはHSP気質のせい?繊細さんの心の中

優しくされると泣きそうになる

優しくされただけで涙が出そうになるのはなぜか?

非HSPであれば、よほど追い込まれていないと涙は出ません。

でもHSPであれば、過剰に反応して泣きたくなることもあります。

① 【うれし泣き】過敏さゆえ相手の優しさが嬉しかった

他人からの些細な言動にも反応しやすいのがHSPの特徴の1つ。

なので単純に優しくしてくれた事実に嬉しくなったことで涙が出ることもあります。

『そんなことで!』というレベルですが、HSPにとっては嬉しい出来事。

ささいな優しさに感激すること自体は悪いことではありません。

まずは相手の優しい対応に”ありがとう”と感謝をしましょう。

頼るか頼らないかに関してはケースバイケースですが、感謝は最初に伝えた方がいいですね。

② 【追い込まれていた】繊細さゆえストレスが減るかもという期待

優しくされたのは、あなたが大変そうに見えたのかもしれません。

HSPの特性の1つに繊細さがあります。

非HSPの人と同じ生活を送っていても、ストレスを感じやすい。

だから精神的に追い込まれやすいんですね。

そんなときに優しくされると、この状況が良くなるかもと期待感が膨らみます。

先ほどのように嬉しくなったり希望が見えたら涙が出そうになることもあるでしょう。

日頃からHSPでどんな刺激に弱いかを知っておくことも重要です。

避けられる刺激は避けた方が、身心の負担を減らせますよ。

③ 【安心から涙】理解者が現れたという安心感

HSPの人は繊細さゆえ真面目な人が多いです。

なのでひとりで抱え込んだり、何とかしようと頑張りすぎることがある。

そんなとき優しくされると安心感からホッとした波がが出るんですね。

HSPであることを理解してくれた人にも同じような感情が湧いてきます。

HPSは認知され始めましたが、まだ理解者は多くない。

そんなときに優しくされたら、自分の身の周りに理解者がいたことで安心するのは当然です。

頼るときは具体的な行動をお願いしましょう。

“何とかして!”ではなく”○○を一緒に手伝って”など行動をお願いした方が、相手も受け入れやすいですよ。

優しくされたらどうすればいい?

ふと優しくされたら、どのように対応すればいいのか。

感情のトリセツとか、相手への接し方はどういった選択肢があるのでしょうか。

① 辛かったら泣いていい

辛かったからこそ、優しくされて泣きそうになる。

そんなときは無理に感情を閉じ込める必要はありません。

泣きたかったら泣いて良いんです。

それはあなたがそこまで追い込まれていた証拠。

相手の前で泣くのが恥ずかしかったら、トイレなど一人になれる場所へ行くのもいいでしょう。

自分の感情にフタをし続けると、自分の限界サインにも気づけなくなります。

心がパンクする前に思いっきり泣いて感情を外に出した方がスッキリしますよ。

② 大変だったら頼って良い

大変な状況で優しくされて泣きそうになった。

こんなときは相手に思い切って頼ってみるのも良いでしょう。

『迷惑になるから』と躊躇するなら、分割してお願い事をしてはいかがでしょうか?

具体的な何かを少しだけお願いしてみる。

そうすれば相手もOKしやすいし、負担も軽くなります。

次に相手が困っていたら、あなたができる範囲内で助けてあげましょう。

そうすればお互いに大変なときに助け合える関係性が生まれます。

③ 相手にも優しくしたほうがいい

優しくされて嬉しくて泣きそうになる

こんなときは翌日以降、あなたも周囲の人に優しくするのがいいです。

あなたが嬉しいのと同じで、周りの人も優しくされたら嬉しい気持ちになる。

だからこそ周囲に優しさをおすそ分けをすることで、お互いに優しく接することができるんですね。

優しくされたときに気を付けたいこと

接し方

優しくされたら嬉しくて冷静さを失うことがあるかもしれません。

そんなときせっかくの相手の好意を台無しにしてしまうこともありえます。

① 強く拒否するのは辞めよう

相手に迷惑になるからといって拒否することはあります。

ただ断り方が強いと、相手を傷つけるかもしれません。

なので断るときは必ず感謝を先に伝えましょう。

『声をかけてくれてありがとうございます』

その上で断れば相手を無駄に傷つけることを避けられます。

強く断ると次回以降に、優しくしてくれなくなることもありますよ。

② 相手に頼りすぎる

優しくされた相手に全てを任せるのも辞めましょう。

相手が負担になるようなお願い事は避けたほうがいいです。

それよりも部分的に助けてもらったり、一緒に手伝ってもらうのがおすすめ。

『今仕事が忙しくて。○○の確認だけしてもらえない?』

このように相手にとって負担が軽いモノはOKをもらいやすいです。

③ それ以降、自分からお願いをする(相手を助けない)

以前に優しくしてくれたからと、その後に相手に頼りすぎるのも辞めましょう。

相手が『声をかけなければよかった』と後悔するかもしれません。

できるだけギブ&テイクの関係性を維持するのが良いですね。

優しくしてもらったら、次に相手が困っているときに助けてあげる。

そうすればこちらからSOSも出しやすくなります。

優しくされたら泣きそうになるのは追い詰められた証拠

優しくされたら誰だって嬉しいもの。

ただHSPさんなど繊細さがあると、過剰に反応して涙が出そうになるかもしれません。

ポジティブな感情なので無理をして抑える必要はありません。

相手に感謝をして、嬉しい気持ちを伝えましょう。

そして自分がしてもらって嬉しかったことは、相手にもしてあげるといいです。

そうすればあなたを中心に優しさの輪が広がっていきますよ。

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