新卒の最終面接があっさり終わった。
意気込んでいたのに、早く終わるときは不安ですよね?
雑談ばかりで本題に入らなかったときなどは、肩透かしをくらった感じ。
今回はそんな『最終選考ですぐ終わった原因』について解説します。
なぜ早く終わったかで考えられる原因や、結果が出るまでの過ごし方を紹介。
最終面接があっさり終わった理由は?早く終わるナゾ
なぜ最終面接なのに、あっさり終わったのでしょうか。
考えられる理由としては、次の3つのどれかに当てはまる可能性が高いです。
① 最終面談という名前の顔合わせだった!確認だけなら”ほぼ受かる”
ポジティブに考えると、最終面談が形式的だったことです。
すでに前回までの選考で採用は決まっていた。
あとは役員や社長などとの顔合わせという名目で、最終面談をした可能性があります。
この場合は面接自体に意味はないので、すぐに終わっても不思議ではありません。
また優秀な人材として判断されたときも、あっさり終わることはあります。
あなたが面接官の聞きたいことを察知して返答できていれば、スムーズに面接は進みます。
もう採用は決まったので、これ以上面接をする必要がないと切り上げた可能性も。
なので『あっさり終わった=不採用』というわけではないんですね。
② NG行動をして不採用が決まってしまった
反対に不採用が決まった場合も、面接が早く終わることがあります。
不合格と決まれば、その学生にはもう用はありません。
なのでお引き取りをしてもらい、次の学生を面接した方が会社にとっても効率的なんですね。
熱意がないと勘違いされたり、明らかなマナー違反をすると、早く切り上げられることがあります。
最終面接まで進んだのに、ここでミスをするのはもったいない。
もしそうであるなら、次からはミスをしないように言動に注意した方がいいですね。
③ 面接をする企業が忙しい?
あなただけでなく、他の学生もすぐに面接が終わった場合。
これは単純に企業側が、一人当たりの面接時間を短くしているだけです。
特に大手となると最終面接といっても、多くの学生を見ないといけません。
役員や社長の時間も限られているので、1人ずつ丁寧に面接する余裕がないんですね。
少ない質問数で、学生の受け答えとは違ったものを見て判断しているのかも。
緊張していると、テンパってすぐに終わったような気持ちにもなります。
他の学生も同じように終わっているなら、結果とはあまり関係はありません。
最終面接が雑談ばかりで不安なとき?雑談で何を判断されたの?
あっさり終わったし、面接中も雑談ばかりだった。
こうなるよ余計に合格・不合格の結果が不安になりますよね。
なぜ最終面接で雑談ばかりだったのか。
その理由は大きく分けて、次の2つが考えられます。
① 面接で雑談が多い理由は?雑談形式でわかるスキル
まず考えられるのは、意図的に雑談をメインにした場合。
面接で雑談をするときは、次の3つの能力が判断されています。
まず1つ目はコミュニケーション能力。
例えば営業として働いていても、取引先といきない本題には入りません。
雑談をしながらお互いに距離を縮めて、信頼関係を得る必要があります。
そういった初対面の人とのコミュニケーション能力を見極めている可能性があります。
2つ目の目的は対応力について。
志望動機や自己PRなどは、事前に100%準備して望んでいます。
なのでそういった返事を聞いても、『本当かな?』と面接官は迷いがち。
そこで使うのが雑談など、相手が用意してきていない話題を振ること。
就活生が事前に準備していない話題をすることで、臨機応変に対応できるかを見ています。
あとは社会についての情勢や、ニュースなどに目を通しているかなどですね。
最後3つ目は人柄です。
予期しない会話をすることで、あなたの素の対応が見たかった場合。
普段の話し方や対応を見て、あなたの人柄を知ろうとしたのかもしれません。
人柄が社風に合っているかどうかを確認するためですね。
② 最終面接で雑談ばかりだと落ちる?
もう1つ考えられる理由は、すでに結果が決まっていたから。
例えば形式だけの最終面接で、すでに採用が決まっている場合。
この場合は何も聞くことがないので、雑談をすることも多いです。
前回までの面接で志望理由や、ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)は聞いた。
そして内定がほぼ決まっているので、顔合わせという意味も含めて雑談をしたケースですね。
逆にすでに不採用が決まっている場合も、雑談をする可能性があります。
面接室に入る時の態度が悪かったなど、早くに不採用と決定した場合。
こうなると志望動機や自己PRを聞く必要はないので、雑談をして時間を潰していただけかも。
③ 雑談以外の面接官の言動を思い出そう!合格・不合格サイン
雑談ばかりだったとしても、それだけで合格・不合格は決められません。
推測をより精度の高いモノにするには、他の言動も合わせて確認しましょう。
例えば一般的に言われている好印象を持たれた面接は、以下のような状況になります。
一方でネガティブな結果を覚悟しないといけない状況もあります。
以下のような言動が多かったら、不採用も覚悟しておきましょう。
雑談ばかりだったからだけでは、最終面談の合否は判断できません。
他の要素もいろいろと思い出しながら、予測した方がいいですよ。
最終面接があっさり終わったときの過ごし方
最後は合否がわかるまでの過ごし方を見ていきましょう。
モヤモヤするだけより、よっぽど有益に時間を使えますよ。
① 今のうちに最終面談のフィードバックをしよう
最終面接で受かっていたら、その時点で就活が終わるかもしれません。
でももし不採用なら、就職活動は続きます。
そのときに必要なのが最終面談の反省と分析。
ただ落ちた直後だとショックも大きくて、なかなか最終面接を振り返る余力はありません。
なので今のうちに最終面接を思い出して、反省点や改善点を挙げておきましょう。
そうすればもし不合格になって、その経験を次に活かせるので無駄にはなりません。
参考⇒就活で自分を見失うとき!軸を取り戻して就活を再開するコツ
② 不安は行動に移すと消える?次の準備をしよう
無理に不安を鎮めようとしても難しいです。
でもそんな不安を薄めることはできるんですね。
その方法が何か行動に移すという方法。
脳は基本的に1つのことにしか集中できません。
なので次の就職活動の準備に集中すれば、自然と不安が和らぐんですね。
準備以外でもリフレッシュの意味を込めて、散歩など体を動かすのも効果的。
③ 自己肯定感を高めモチベーションを高める
合否が気になった仕方がないときは、自己肯定感を意識すると良いです。
そもそも面接は相性を確かめる場。
なので『落ちた=能力がない』というわけではなく、『落ちた=その会社とは合わない』だけ。
でも不採用が続くと心が折れてしまいますよね。
だからこそ自己肯定感を高める努力が必要になるんです。
普段の小さな行動1つ1つからでも、自己肯定感を高めることはできます。
不合格になれば誰でも傷つくし、ショックを受けるもの。
でもその経験を次に活かせば、それは失敗ではなくなりますよ。
最終面接があっさり終わっても合否は関係ない!雑談ばかりも目的がある
最終面接があっさり終わったからといって、落ち込む必要はありません。
他の学生も同じく短時間で終わったのなら、単純に企業がそういう方針で面接を進めただけ。
それに合否がすでに決まっていたとしても、雑談ばかりになることがあります。
良い意味でも面接が早く終わることはあるので、あまり気にしないのが正解。
合否がわかるまでは、次の選考の準備など行動に起こした方が不安は減りますよ。
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